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陳式太極拳功法と拳理

陳式太極拳のあらゆる基本功と理論を紹介します
百聞は一見にしかず     
 動画1 動画2 動画3

歩型と纏糸勁

 
両足を横に大きく開き、腰を少し緩めて落とす、その状態で両手とも片手づつ時計まわりと反対まわりに大きく円を描く。
その時始めは、重心移動や腰の回転を意識せず、腰を緩めることに重点をおく。手を下げるとき、息を吐き、上げるときに吸う。
自然に腰の回転と、重心の移動が現われてくるのを待つ。この姿勢で手を横八の字にもする。纏糸勁の訓練と脚力の訓練になる。

脚力の鍛練

馬歩で、脚の付け根を入れるようにし、膝から下が地面と直角に保ったまま、息を吐きながらゆっくり重心を落とし、
息を吸いながら途中まで重心を上げ、それを繰り返す。歩型は、四六歩でも同じ要領で繰り返す。
始めは、5回を1セットで3回ぐらいで、少しづつ増やしていく。二頭筋、内転筋を強化する。
歩法の鍛練


始めは、腰を緩め、首の付け根から腕の力を抜き、ふつうに歩く。これが、確実に腰・肩胯が弛んだ状態で歩けるようになったら、それを少しづつゆっくりしていき、重心も落としていく。
始めは、しっかり脚を上げ、上歩にして重心が偏ったりぐらついたりしないようになるまで続ける。
太極拳の歩法であっても、基本は歩くである。姿勢低くあっても腰・肩・胯がゆるんだ状態でなければ意味はない!
高い姿勢で、腰・肩・胯が弛んだ状態で歩けることが、まず大前提である!

肩の鍛練他


肩は、上体とともに動くべきであるが、まず柔軟性がいるのでストレッチは重要です!
圧肩や、内転・外転で内外転では、拳を脇からはなさないで肘から回すのと、腕を伸ばして大きく回転させるのと両方します。
そのあとに上体を使って、拳を脇から少し離して回す。 筋トレでは、レイズ系で強化する。

肘の鍛練


肘の強化には、特に上腕三頭筋を強化しなければならない。ダンベルでのプッシュアウェイやワンハンドトライセップスエクステンションなどがある。そのあと必ずストレッチを時間をかける必要がある、手段として、太極棒などを使ったり、特殊なストレッチで筋トレで縮んだ筋肉を捻りながら伸ばしていくことが、より靱帯などを強化できる!陳式太極拳の肘法には、特に強化しておかなければならない。

手首の鍛練

陳式太極拳では、手首も重要な強化部分であるので、柔らかく且つ強くなければならない。まず強化するには、ダンベルなどでのリストカールなどで常に強化し、その強化時間の倍の時間をかけて柔軟になるようストレッチする。また捻るなどのストレッチを重視した方がいい。太極棒などやゴムなどを使用する。
拳・握力の強化

握力を強化する道具・器具は沢山あるが、必ず握るときに息を吐きながら行なうこと。握力により、拳がより硬くなり手首も合わせて強くなるので怪我を防止できる。握力は呼吸によってより強くなるので掴むといった陳式太極拳の採法には、特に必要とされる。
太極棒による鍛練

太極棒によって各関節と靱帯を強化することと同時に内勁の鍛練も行なう。必ず棒を捻転させる時には、呼吸を合わせなければ意味がない!身法も太極棒の長さにより体得できる工夫も必要であるので息を吸う時は上体は開の状態にしなければならない。呼吸は、逆腹式呼吸にする。
開合功

両足を肩幅に開き、両手をへそとみぞおちの真ん中の中間の高さに体から離し、両手は6センチほど離したところから息を吸いながら両手の中指を向かい合わせ少しづつ開いていく、はじめは中指の先端(中衝)を意識し外労宮を外側に引くような意識をする。体の背中側は陽であるが、開くときはまず首の付け根の大椎から開いていき膀胱経を通って命門を開くようにし、息を吐き両手を閉じていくが、体な腹側は陰になる。労宮を意識しながら、両手を閉じていき丹田に落としていく。これによって気は陽の三焦経と陰の心包経を流れる。
陳式太極拳と太極思想

陳式太極拳には哲理があり、中国伝統哲学思想の宝庫である。易経の陰陽学説と太極思想があり、とりわけ太極思想は宇宙観での、陳式太極拳の外動と内動があたかも惑星の動きのように近寄れば遠くなり、また近くにもどるなどである。
身法端正、拳走低勢

陳式太極拳には、高、中、低の姿勢があるが、要求は、低であり跨は緩め、命門を下に引っ張るように自然に落とし、膝と地面を垂直に保ち大腿部を地面と平行まで落とし、仆歩の時は当然それより低くなる。青年期では、練拳にこのような低勢で鍛練すべきであり二頭筋、内転筋を強化する。初心者、老年、虚弱である場合は高勢で気が上下では、任脉、督脉に通るようにし、横では、帯脉を通るようにすべきで、是により健康増進、壮強となる。
順逆纏絲、螺旋

陳式太極拳には、中国哲学思想と合致する点が多い。太極拳は対立するものを統一するという矛盾があり、自然弁証法である。例えば剛柔相済は、陽である剛と正反対の陰の柔を合い合わせるである。纏絲は順と逆があり、手で言えば、順は親指側が上向きに回転し、逆は親指側が内に回転する。この順逆纏絲は外は、肘、肩、跨に、内は丹田内転にいたるまである。この纏絲勁によって螺旋運動が生まれる。腰の回転も螺旋運動であるが、決して捻れとは区別しなければならない!軸が一定した独楽のような螺旋運動でなければならず、呼吸と意が一致するべきである
対称と和合

陳式太極拳の哲学的思想の中には、易経などにある陰陽学説と宇宙観である太極思想がある。対称には、陰陽学の、上下、開合、快慢、剛柔、左右、化打、軽重、虚実、順逆など対称となるものすべて和合して平衡を保っている。合になるところあれば開になるところがあるし、上がるところあれば下がるところがある。柔がなければ剛勁は出せないなど、対称となるものが和合統一されてこそ、陳式太極拳の風格、勁が発現する。

身法の開合と太極図

陳式太極拳にかぎらず太極拳には、身法が大切である。身法の中でも開合が最も重要で、上下、左右はもちろん斜めの開合もある。これには弁証法の対称矛盾の開があれば合のところがある。例えば身体の右が開のとき左を合にすると斜めの開合となる。この斜めの開合があらゆる角度が集まると円を描き、円の開合は太極図となる。身体全体で太極図を描くことで、途切れることのない動きと、この太極開合により陳式太極拳の内からの勁が発現する。
陳式太極拳と快慢

陳式太極拳の特徴であるかのような快慢は、他の太極拳のゆるやかで均一の速度と違うもののようにも思えるが、内外合一、精、気、神の協調一致では要求は同じである。他の太極拳でも快、慢の動きの要素は有る。快慢は、自然に起こるものであって、わざと快慢を表現するものではない
あくまでも意と呼吸、気の運行によりゆっくりも速くも意のままに気の勢いによって現れる。太極拳の鍛錬では、初めはゆっくりすればするほどよい。一つの動作を大きくし呼吸、意、気を一致させていくことに重点をおいた鍛錬により上下一致した動きと連綿として留まるところのない太極の動きとなる。
陳式太極拳と発勁

陳式太極拳の発勁では、松(緩める)蓄(ためる)発(発する)の順である。松では、吸気により百会と命門から気を取り入れ、百会から取り入れた気は、吐気により、壇中(壇は月辺)を通り丹田運び、命門から取り入れた気は、帯脉を通り丹田へ運ぶ。丹田で両気を合わせ運動変化させ、蓄は、吸気により気を増強させ、吐気により発で全身に気を瞬間的に流し勁を発するものである。この松(ゆるめる)蓄(ためる)発(発する)この流れから自然に全身に弾力が発生し身法で四肢腿と上体の五つの弓を引き絞り、あたかも矢を射るが如く内気と全身を使って発する。しかし、発勁の鍛練には注意が必要である。意念と呼吸を協調一致させ発力しないで練習する。自身の発勁の力が内蔵を傷めてしまうからである。
採気功

採気功は、陽である頭頂部の百会から天の気、陰である足の裏の湧泉から地の気、手の平にある労宮から大気の気を取り入れる功法であり、この三つの気が丹田で一つになり先天の気と合わさり全身に流れる。重心を前にかけながら吸気で両手を伸ばし労宮から大気の気を掴むようにし眼法では目で気を吸い取るようにし、足は地を掴むようにする。吐気で重心を後ろ足に移動しながら両手を引いてく売る。労宮からの大気は心包経を通り、壇(月辺)中を経て丹田へ、百会からの天気は任脉を通り壇中を経て丹田へ湧泉からの地気は腎経を通り丹田へそれぞれ流れ、この三つの気が丹田で混元一体となり増強させ帯脉を通り腎に蓄える。この時腎の位置にある命門を意識して緩める。
順逆大円功

順逆大円功は、陳式太極拳のもっとも基本となる無極である大立円を手で描くものである。右手の順であれば時計回りに大円を描く。まず上から下に吐気で按(方向下)を意識しながら下ろし右から左へ棚(手辺)(方向上)を意識し、吸気で手のひらを内纏させ下から上に履(手辺)(方向後ろ)を意識し、左から右へ斉(手辺)(方向前)を意識する。これは、大円の中に四正(四つの方向)が存在しているのである。左手は、この逆となる。右手逆大円も時計と逆回りで同じである。このとき重要なことは、腰、跨を緩め内股を広く勢いがある円筒形にし、大円を描く時は決して重心移動、腰の回転を意識せず、自然の発現するのを待つ。これによって意、気、力と呼吸の協調一致を得ることができる。腕は首の後ろの付け根(大椎)から肩、肘、手首を緩めることが重要である。
百把気功法

百把気功は、陳氏秘伝太極拳内功=丹田内転功法である。下肢を馬歩で跨、腰(命門)を緩め、内股は勢いのある円筒形にし、手を交互に前方から丹田の位置まで拳にしながら立円で引き込んでくるものである。吸気で手を開いて前方に出し、吐気で小指からしっかり拳にしながら丹田の位置まで引き込んでくる。それと同時に片方の手は、吸気で手を開きながら前方へ出す。腰の回転、重心移動は、自然に任せる。気は会陰から丹田を経て任脈お通り壇(月辺)中から出、もう一方の拳を引き込みながらまた会陰から丹田、壇中へ移動し、意、気、力を呼吸によって協調一致させる。これによって鷹爪のような内剄による掴み捻る力が養える。あくまでも両腕は首の付け根(大椎)肩、肘、手首は緩めて行うこと。意は拳のみ集中する。
陳式太極拳の基本姿勢

両膝をまげたとき膝はつま先を越えない!跨関節を緩め両股の間を円筒形にする。胸を張らず緩め、腰は自然に緩め上体はまっすぐ立て、頭の頂上を天につけるようなイメージにする。肩は緩め肘は張りすぎるでもなく、脱力でもなく張る。内気は丹田に落とし、足の指は地面を噛むようにして、重心を安定させる。そうすることによってあらゆる方向からの攻撃にも安定し崩されにくい。

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